みなさんこんにちは!ガジェットなどのレビューを行っている「旅狼のレビュー小屋」です!
今回のブログ記事では、ほぼ毎日ブログ執筆のためにiPadをパソコン代わりに使用していた僕が、
「iPadはパソコンの代わりになるのか」
というポイントに注目しながらレビューしていきます!
学生や社会人の方のキーボードをつけた際のWordやExcelの使用感、ブログ執筆の快適性、画像編集や動画編集、そして手書きの描き心地など、iPadの使用目的別にお話しします。
この記事を書いた当時に使っていたのが「無印iPad第7世代」なので基本は無印iPadの使い心地となりますが、iPad ProやiPad Air、iPad miniについても言及していますので、ぜひ参考にしていってください!
【結論】iPadはパソコンの代わりになるか?
用途別使用感を書く前に、「iPadがパソコンの代わりになるか」の結論を書いてしまいます。
iPadは、パソコンの代わりにはなりません。
これは、上の無印iPadはもちろん、現在iPad Proを使っていてもそう感じます。僕の使用感としては、「iPadでは、iPadの領域は出ない」という感想です。
より細かくいうと、
・「iPadがパソコンの代わりになる場面も確かにあるが、パソコンとして使うのがメインなら初めからパソコンを買った方が良い」
・「iPadはiPadであって、パソコンには“まだ“なり得ない」
というかんじ。
「自分が最も使う目的」に合わせて、iPadがノートパソコンか、購入する方を決めるのをオススメします。
僕がこの結論に至った理由や含みを持たせた理由を、以降の各使用目的別にお話ししていきます。
ちなみに、コスパ最強パソコンならThink Pad一択です。
スペックについて
結論を最初にお話ししたところで、ここから「なぜiPadはパソコンの代わりにならないか」を深掘りしていきます。最初はiPadの使用感・スペックから分析していきます。
使い方
僕はiPadに、Amazonで購入したスタイラスペンとBluetoothキーボードとケースが一体となったものをつけて使用していました。無印iPadの特徴として挙げられる、Apple PencilとスマートキーボードFolioは使用していません。どうしても値段が張りますからね。。
画面には、みんな大好き「ペーパーライクフィルム」を貼っています。
容量
まずは大前提の「容量」について。
僕が使っていた無印iPadは7世代ということで、最安値は32GBの容量でした。正直、32ギガは心許ないです。笑
とはいえ現在発売されている無印iPadの最小容量は64ギガなので、とりあえず最安値のものを買ってもなんとかなるとは思います。
ただ、PhotoshopをはじめとするAdobeのアプリやお絵描きアプリ、その他もろもろの最低限ブログ執筆・写真編集に必要なアプリを入れただけで、20ギガ弱は消費します。ですので僕は、大量に保存してある写真とブログ文章の下書きなどが書かれたPagesは、iCloudに保存していました。月額1300円で2TBを使っています。
2TBって絶対に、個人利用を想定していない気がするんだよなぁ。。
正直、ブロガーをはじめとする写真や動画をたくさん撮る・取っておくという方は、iPadにしろパソコンにしろ、容量が多いに越したことはないと思います。
僕は「iCloudがあること」「資金の兼ね合い」「”繋ぎ”の機器のつもりで購入した」という3つの理由から32ギガにしましたが、長くそのiPadやパソコンを使うつもりでいるのであれば、128GB、あるいは256GBを選択するべきだとおもいます。値段はかわりますが、長い目で見ればその価値は大いにあると僕は思います。
外付けHDDについて
ちなみに、外付けのHDDについてですが、僕は買ったのもの使用感がよく分からず、諦めてしまいました。。笑
おそらく、使っているものが最初に使ったOS以外には対応しなくなってしまうっぽく、一度Macで使っていたためiPad OSでは読み込まなかったようです。どちらにしてもiCloudを頼るしかなかった、というわけです。。
10.2インチの画面
無印iPadの画面の大きさは、iPad Airとほぼ同じ10.2インチです(Airは10.5インチ)。僕は店頭販売などで実機に触れることなくAmazonで購入したので、どれくらいの大きさなのかは来るまでわからない状態でした。笑
到着時の第一印象は、「結構大きいじゃん!」でしたね!
基本的に僕はiPadを横画面にしてパソコンのように使用しているます。画面に一つのウィンドウのみを表示している際は、これといって画面の大きさ気になることはありませんでした。
SafariにしてもGoogle Chromeにしても、基本的な表示はパソコンと同じですし、ブログを書く際に多くの方が使うであろうWordPressの編集画面もパソコンと同じです。
ただ、画面に二つのウィンドウを表示させる「スプレットビュー」を使用すると、パソコンと比べてどうしても画面の小ささを感じてしまいます。
僕が主にスプレットビューを使用するのは、ブログの下書きをする際と写真やファイルをドラッグアンドドロップして移動させるときです。ブログの下書きの際は、SafariとPages、あるいは二つのPagesを左右に開いているのですが、「ギリギリ作業できるかな」という大きさになります。
また、インターネット系(SafariやChrome)はスプレットビューにして表示するとスマホ用の表示に(多分)なります。ですので、10.2インチでのスプレットビューについては、表示の大きさと表示形式が若干気になるということになりますね。とは言っても、このスプレットビューによってマルチタスクがしやすくなっているのは間違い無いです。
また、「スプレットビューでの作業がぎりぎりできる」という意味では、10.2インチという大きさは本当に絶妙だなと感じますね。
Appleは狙ってこの大きさにしたとしか思えない…!
ちなみに、「iPadでイラストを描きたい!」や「ノート代わりにiPadを使いたい!」という方はもう少しお待ちください! 下で個別にまとめていますので!
ただし先に一言言っておくと、「イラストを描く・ノートをとるといったクリエイティブな作業に使うのなら、10.2インチは小さい」と僕は感じていますね!
学生・社会人のWord・Excel(Pages・Numbers)
ではここから、使用目的別にiPadがパソコンの代わりになるかをお話ししてきます。まずは、今やパソコンを使う人なら一度は使ったことがあるであろうWordとExcelについてです。
Word・Excel(Pages・Numbers)の使用感
WordとExcelはMicrosoft製のプログラムであり、Apple版はそれぞれPagesとNumbersが同等のプログラムにあたります。このWordとExcel(PagesとNumbers)について、iPadにおける使い勝手は「最悪」ですね。。笑
これが冒頭で、「iPadはパソコンの代わりにならない」といった最大の理由です。
「パソコンとして使いたい」という人は、多かれ少なかれ、WordやExcel、PagesやNumbersを使用しようと考えているはず。わざわざ文字が打ちにくく、しかもWord・Excel(Pages・Numbers)が使いにくいものを使うくらいなら、まずは仕事用のパソコンを購入し、それでも欲しかったら別途iPadを買うことを進めたいです。
iPadにおけるWordとExcelはアプリをダウンロードしただけだとファイルの閲覧しかできず、iPadで編集までやろうとするとiPad用のサブスクリプションを購入しないといけません。これはMac用とは別なので、僕のようにMacからiPadに乗り換えた、みたいな人は非常に面倒。このサブスクリプションの関係で、僕はWordとExcelについては編集作業を行っていません。
ですので詳しい使い勝手については、PagesとNumbersのことを書いていきます。ただ、Pages=Word、Numbers=Excelと読んでいただいて問題ありません。
Pages(Word)について
Pagesは文字を打つのがメインなので、まだそこまでの不便さは感じません。ですが、字体や字の大きさ、文字色の変更といった作業はいちいちメニューを開かないとできないですし、見出しをつくったり書式にこだわったりしてつくるとなるとタッチ作業が結構手間になります。
ですので、メモレベルで文章を書いたり、「自分がわかればいい」というレベルの文書作成なら問題ありませんが、「学校や会社に提出するレポートや資料を作る」とか、凝った文書を作るのには向いていません。
また、印刷などの書き出し方法についてもパソコンとは若干異なるので、すでにパソコンを使ったことがある方は慣れるのが面倒に感じると思います。
Numbersについて
まだ一定の使い所を感じられたPagesに対して、Numbersについてはかなり使いにくい。。
こちらも、まずはタッチ作業が手間。セルの表示数が多い状態で、特定のセルを選択したり複数のセルをまとめて選択しようとするとたまにズレますし、セルアクションはいちいちウィンドウを開き、さらにそこから展開させなければいけません。
Pages同様書式の変更や字体・文字色の変更も直感的にしくいですし、図や表の挿入の仕方もわかりにくい。まぁNumbersについては、もともとの仕様からExcelより使いにくいと言われていますからね。(これは僕も大いに賛成です。笑)
iPadでのPagesとNumbersの使用感(総括)
ということで、iPadでのPagesとNumbersの第一印象としての使用感想を書いてきました。
ここまで書いた内容はあくまで僕の感覚であり、タッチ作業や新しいキーボードへの慣れの問題もあるかもしれません。ただ、パソコンのPagesとNumbersとは大きく使い方が異なるので、慣れが必要になるのはほぼ間違いないかと思います。
「今までWordもExcelも使ったことがなく、はじめてiPadを使うんです」みたいな方なら問題はないかと思いますが、一度WordやExcel、PagesやNumbersをパソコンで使ったことがあるなら、おそらく不便さは感じますよ。
ですので、「仕事や学校の課題などでWordやExcelをがっつり使う」という方へは、iPadはオススメできません。素直にパソコンで作業をしましょう。
僕のように、何かの下書きやメモ程度、あるいは簡単・単純な計算をしたいという方なら、iPadのPagesとNumbersでも“何とかなるかな”という印象です。
(百歩譲っても、「何とかなる」という表現になります。。)
【結論】Word・Excel・Pages・NumbersにおいてiPadはパソコンの代わりになるか?
× ならない
iPadだと、あきらかに使いにくいです。WordやExcelを頻繁に使うと予想される方は、素直にパソコンの購入をオススメします。
WordとExcelの使用がメインなら、MacよりWindowsのOffice付きの方が圧倒的にお得です。
ブログ執筆
僕のiPad使用の7〜8割を占めるのが、このブログの執筆です。
WordPressの使用感
まず、僕がブログを書くのに使用しているWordPressの使用感は、「横画面にすれば問題はない」ですね!
上述したように、iPadは横画面にして使えば画面の表示はパソコンと(ほぼ)同じになります。ですので、基本的な仕様はパソコンと同じであり、これといって不便さを感じることはありませんでした。文字変換や画像のアップロードにはやはり多少の時間がかかりますが、無印iPadでも全然できないことはないです。
ただやはり、サクサク動いてくれる方がストレスなく作業できることは間違いありませんし、ストレスがない方がいいに決まっている、そんなふうに感じてきている自分がいます。笑
ですので正直、僕のように長めの記事をドンっと書く人にとっては、無印iPadは「スペック不足」かもしれないと感じます。
そして、こちらも上述したiPadのウリの一つである「Split View(スプリットビュー)」をしての作業となると、画面内の表示が小さくなってしまって結構使いにくくなります。やはりこのあたりのマルチタスクのしやすさは、「しやすくなった」といえど、パソコンにはまだまだ敵わないところですね。。
キーボードについて
これはぶっちゃけ慣れの問題だとは思いますが、10.2インチiPad用のキーボードは今まで僕が使っていたMacBook Pro13インチのキーボードより当然小さく、若干の打ちにくさがありました。
また、「〜」や「:」、「・」といった記号の配置や入力方法が日本の普通のキーボードと異なっていたり、「半角・全角」の切り替えではなく「日本語入力」か「ローマ字入力」の切り替えであるために、入力切り替えの方法も違っています。このキーボードへの慣れが、いまだ完璧ではないのがちょっと大変ですね。
加えて、iPad本体とキーボードが離れているので、膝や太腿に置いての作業がめちゃくちゃしずらい!
ただ、僕が使っているBluetoothキーボードやAppleのスマートキーボードFolioは、基本的なショートカットキー(“Command+C”で「コピー」など)は使えるため、このあたりの便利さはそのままにしてのiPadでの文字入力は可能です。最近は打鍵感が快適なワイヤレスキーボードや、Mac・iPad OSに最適化したキーボードも多く出ていますから、上述のWord同様、文字打ち”だけ”であれば、かなりパソコンに近づいてきたのは事実ですね。
マウスについて
iPadをパソコンのように使用するならば、マウスかトラックパッドは必須です。というのも、選択やドラックアンドドロップがタッチ作業というのは最初は慣れが必要ですし、いちいち画面に手を伸ばすのは結構ストレスです。
たまにうまく選択できなくてイラッとすることもありますし。笑
最近はサードパーティ製でもキーボードとトラックパッドが一体化したものが多く発売されています。価格重視だと機能面でイライラが出ることがあるそうですが、Logicoolは純正に負けず劣らずの性能ということで非常に人気ですよ!
ファイル
正直、僕がiPadで一番改善の余地があると思うのが、「ファイル」まわりの機能です。僕は大学生の頃からやたらとファイルに入れて整理したがる性でして、ブログ投稿にしても行き先や投稿別でファイルに写真や下書きなどを保存しています。
そんなファイル機能が、iPadはパソコンと比べると非常に使いにくい!
個人的には、ここがパソコンとタブレットの大きな違いの一つかなと思うくらい。
まず、デスクトップ(トップ画面)にファイルを個々に展開できない。トップ画面にはアプリを並べるタブレットでそれができないのは当然と言えば当然なのですが、やはり一発で開きたいファイルを開けないのは不便です。
次に、ファイル内の順番を任意で変えることができないこと。パソコンなら、トップ画面のファイルの位置やファイルに入っている個々のデータやファイルそのものをドラックして移動し、好きな配置にしておけますが、iPadではそれができません。
名前や更新日時などによって並び替えはできるのですが、自由に場所を変えることができないのです。これも非常に不便。
パソコンなら自分が使いやすいように配置することができたのが、いちいち場所を指定されるのは、結構探すのに手間となっています。ファイルについては、今後のAppleのアップデートを期待したいものですね…。
【結論】ブログ執筆においてiPadはパソコンの代わりになるか?
では「ブログ執筆」についての結論です。
△ 代わりにならなくはないが、パソコンの方が間違いなくやりやすい。
個人的には、特にファイルまわりと写真の分別まわりの使い勝手に差があると感じました。「文字を打つ」という部分についても、向上したとはいえ、まだまだパソコンの方がしやすいのは間違いありません。
写真編集・イラスト
続いては、写真編集とイラストについて。
スタイラスペン
iPadをパソコンと比べたときの最大の利点・メリットは、「タッチができること」でしょう。スタイラスペンを使用して手書きでイラストが書けるというのはやはり良いですよね!
僕は本格的にイラストは描きませんが、お絵描き程度に描いてみたり手書きでメモを書いてみたりしたのですが、無印iPadであればどちらも“ちょちょっと”書くには十分でした!
加えて、Photoshop Fixを使ってのレタッチ(写真修正)の作業も、ペンを使った直感的な操作が非常に使いやすい!写真編集とイラスト描き、そして手書きメモについては、期待通りのパフォーマンス性能を今のところ見せてくれています!
タッチの感覚
無印iPadのタッチ感覚について。僕はiPadに「ペーパーライクフィルム」というその名の通り「紙のような質感になるフィルム」を貼って使用しています。
無印iPadに手書きで書き込んだ印象は、下の絵のような感じ。
「直接書いている」というよりは、「画面に書き込んでいる」というかんじ。「ペーパーライク」はどこまでいっても「紙のような」であり、「紙」に並ぶことはできない、そんな印象です。
ただ、iPad Proに乗り換えてみると、この気になる隙間は感じられず「本当に紙に書いているよう」です。それでも、「紙ではない」と言う点は変わらず、僕は結局、最低限のメモやiPadに書いた方が早い作業以外は、いまだに紙のメモに書いています。
iPadは紙にはなれない。まだ俺は紙派かなぁ…
画質
画質については、無印iPadでも普通に綺麗です! これといって気になることはありません。
が、ペーパーライクフィルムを貼ると、途端に悪くなります。ちょっと曇った印象になるんですよね。これはiPad Proも同じ。
せっかく綺麗なディスプレイなのに、“鮮やかさ”という部分に注目すると、僕が使っていたMacBook Pro(2017年購入のもの)に劣る印象です。ですので、ペーパーライクフィルムを貼る前提なら、より細かな色彩にこだわって写真編集をしたりイラストを描いたりするという方にはiPadはあまりオススメできません。
逆に、そこまで画質にはこだわらない、色がわかれば十分、必要十分なスペックがあれば良いという方ならば、iPadでも機能すると思います!
画面の大きさ
無印iPadで画像編集やイラストレートする際に僕が一番気になったことは、「画面の大きさ」ですね。「ちょっと小さいかな」というのが正直なところの感想。
これは、画像を編集するにしても絵を描くにしても、メモを書いたりノートっぽく使用したりするにも、です。画像編集の際は細かな作業をするとなると若干のしにくさがありますし、絵やメモ、ノートを書くとなると、キャンバスがちょっと小さいです。特に、スプレットビューを使用しようものなら、手書きなんてできる状態ではありません。
この画面の大きさについては、「無印iPadの」というよりは「10.2インチタブレットの」気になる点とも言えますね。やはり画像編集をメインで行う方は、画面の大きさが大きいに越したことはありませんね。
処理能力(内蔵チップ)
写真や画像の編集、イラストレートにおいては、デバイスの処理能力も非常に重要ですよね。結論から言うと、無印iPadでも画像編集はできるっちゃあできます。特に、購入から数ヶ月であれば結構サクサク動いてくれます。
しかし、本体の容量が圧迫してきたり、そもそも毎日使い込むことによる処理能力の低下によって、次第に「あ、ちょっと遅くなってきたかも」と感じることが増えてきました。PhotoshopやIllustrator、Lightroomなどのアプリをメインでガッツリ使うという方は、やはりiPad Proの処理性能を最初から持っていた方が絶対にストレスフリーで作業できますよ!
【結論】写真編集・イラスト描きにおいてiPadはパソコンの代わりになるか?
◎(〜△) 前提として、手書きができる時点でパソコンよりかなり便利!
ただ、画面の大きさ・鮮やかさ・処理能力は、人それぞれ目的のレベルに合わせるべきです。ガッツリめに、あるいはiPad購入のメインの目的として画像編集やイラストレート、ノートテイクをするのであれば、画質がより良く、11インチor12.9インチというより大きな画面サイズのiPad Proをオススメします。
加えて、細かな編集や大量の写真・画像の編集が必要な方も、よりスペックの高いiPad Proをオススメしますよ!
動画編集
動画編集も上記の画像編集やイラストレートとほぼ同じことがいえます。簡単な動画編集なら、無印iPadでもできないことはないです。
この進化は結構衝撃でした。
ただ、長時間の編集だとやはりカクつきますし、書き出しの時間もProと比べると長いです。画面の大きさも、8.3インチiPad miniでも全然できますが、当然大画面の方が作業しやすいのは間違いありません。
このあたりのストレスと値段のトレードオフをどこまで考えるかは、人それぞれの目的次第だと思います。
動画編集アプリについては、みんな大好き『LumaFusion』がオススメですね!買い切りで本格的な動画作成ができます。
【結論】動画編集においてiPadはパソコンの代わりになるか?
○ LumaFusionなどの本格的なアプリを使えば、パソコンと遜色ない動画編集が可能。
タッチ操作なぶん、直感的な操作は動画編集や画像編集に向いていると感じるときも多い。
ネットサーフィン
ここからは普段使いによりフィチャーしていきます。
まずはネットの使いやすさ。何度も書いている通り、iPadは横画面表示にすれば表示はほぼパソコンになります。ウィンドウを複数開いたり、タブを行き来したりするのも、特に気になることなく行えます。
ネットサーフィンにおいて、iPadはパソコンの代わりになるか?
○ 基本的にはパソコンと同じように使用できる
11インチより小さければ、寝転がりながらスマホよりも大きな画面でネットサーフィンもできますよ!
動画視聴
動画視聴についても画質同様、これといって気になる点はありません。YouTubeやNetflixの動画再生でも、処理能力の問題からカクついたり遅れたりということはなかったですね!
ですが、強いてあげるとしたら一点、パソコンならバックグラウンドのウィンドウでYouTubeを開いていれば再生されるため、パソコン一台でBGMを聴きながら作業ができたのですが、iPadはiPhoneと同じく、YouTubeのバックグラウンド再生はできません。僕はまったく気にしないポイントなのですが、もしかしたら気にする方もいるかと思ったので指摘しておきます!
逆に、iPadだからこその強いてあげるメリットとしては、持ち運びが容易なことですね! パソコンだとどうしても開いて置かなければいけなかったですが、iPadなら手に持って見ることができますので!このあたりの手軽さは、さすがタブレットというところですね!
【結論】動画視聴においてiPadはパソコンの代わりになるか?
◯ 多少の使い勝手の差はあれど、パフォーマンス部分に関してならほとんど差はない。
写真アプリ
あまり気にする方はいないかもしれませんが、最後にiPadの写真アプリについてです。ここでの写真アプリとは、iPhoneにも入っている基本の「写真」のアプリのことを指します。
iPadに入っているのはiPhoneと同じ写真アプリであり、Macの「写真」ではありません。
何が言いたいかというと、「お気に入り」の一括解除ができないのです!
僕はブログ投稿や写真販売などに使う写真を選定する際、まず写真アプリのお気に入りに登録するのですが、投稿が完了した写真をお気に入りから解除するのが非常に手間のかかる作業となってしまったのです…!
Macなら、解除したい写真を一括選択し、どこか一枚のハートマーク(お気に入りマーク)を解除するだけで選択したすべてがお気に入りから解除されたのですが、その機能がiPadにはない。これもまた、僕が思う「MacとiPadの大きな違い」の一つです。
お気に入りの機能をそこまで多用しない人には関係ないと思いますが、僕はかなり刺さったポイントだったのでご紹介しました!
iPadはパソコンの代わりになるか?
ということで今回は、「iPadはパソコン代わりに使用できるのか?」ということをお話ししてきました。
改めて結論を言うと、「やはり、iPadはどこまでいってもiPadであり、パソコンではない」ということになります。
確かに、iPadを“パソコンのように”使うことはできますが、“パソコンの代わり”にはなりません。ただ、手書きができることや持ち運びの容易さ・手軽さといった、iPadにはiPadの良さがあるのも事実。最新のiPad OSになって、パソコンライクにしたときの使いやすさが向上したことも間違いありません。
ですので、それぞれの「一番優先したい用途によって」パソコンを購入するかiPadを購入するかを決めるのが一番だと思います。
最後に用途別のオススメをまとめますので、ぜひ参考にしてください! パソコンを買うにしてもiPadを買うにしても、生活や仕事の中でできることは間違いなく広がります。
ご自身に合うデバイスと共に、新しい生活を送ってくださいね!
【まとめ】目的別でみる、iPadかパソコンか?
各項目が、一番優先したいことだと思ってご覧ください。
Word・Excelを頻繁に使用する
素直にパソコンを買いなさい。
現状、僕がiPadで最も使いにくさを感じたのがWordとExcelの部分です。「それでも、、画像編集やイラストレートもするからタブレットの方がいいんだ!」という方も、出費は多くなりますが、 WordとExcel用にパソコンを用意することをオススメしたいくらいです。
→結局、ブログの執筆スピード、ストレスのなさ、ExcelとPagesの使用頻度の高さから、僕はMacBook Airを購入しました。笑
iPad Proは完全に画像編集・動画編集と動画視聴用になっています。1年近く使ってみて、パソコンとiPadを用途によって使い分けるのが一番かなと感じましたね。
ブログ執筆
オススメは、素直にパソコンを買うこと。
iPadでも書ける。が、パソコンからの乗り換えだと、多少手間が増えること・慣れの時間が必要になることは覚悟するように。
写真編集・イラストレート
iPadの方がしやすい。
あくまで“手書き主義”な僕の意見ではあるが、やはり直接ペンをもっての作業の方がしやすい。
が、過度な期待はしすぎないように。タブレットはどこまでいってもタブレットであり、紙ではないことをお忘れなく。
ただ、iPad第7世代とiPad Proを比べてしまうと、画質や描き心地、処理能力に大きな差が出ると思われる。「iPad Proだとまた違った印象になるのではないか」というのが、今の僕の正直な感想。
また、画像編集とイラストレートに限った話ならば、画面の大きさは「大きいに越したことはない」と個人的には感じたし、処理能力も高いに越したことはない。
動画編集
正直、慣れの問題だと思う。
初めての動画編集がiPadであれば、何の問題もなく違和感もなく使用できると思う。ただ、パソコンからの乗り換えだと、今までのようにはいかない操作性などが出てくる可能性があるので注意。
画像編集同様、画面の大きさとスペックは高いに越したことはないが、最新のiPad miniやiPad Airでも、基本的な作業は問題なくできる。
普段使い(ネットサーフィン、動画視聴など)
レポートのための下調べや集中して作業したいなど、ガッツリと調べ物をするのであればパソコンの方が他のことに気を取られない可能性が高いのでオススメ。
ただ、気軽に持ち運べるという点はiPad最大の強み。iPad Pro 12.9インチは確かに大きいが、パソコンと同等の画面サイズを気軽に持ち運べるというのは非常に手軽で良い。
そして、iPad mini 8.3インチの汎用性は最高。
コメント
[…] 旅狼のレビュー小屋【結論】iPadはパソコン代わりになる?買うならどっち?いらない?https://www.tabiroureview.jp/how_is_ipad/iPadはパソコンの代わりになるか、どっちを使うべきか。そんなお悩 […]
[…] 旅狼のレビュー小屋【結論】iPadはパソコン代わりになる?買うならどっち?いらない?https://www.tabiroureview.jp/how_is_ipad/iPadはパソコンの代わりになるか、どっちを使うべきか。そんなお悩 […]